iPad mini 5を今さら買った理由
2025年にもなって、あえてiPad mini 5を買う人は少ないかもしれません。
自分も最初は「今さら使いものになるのか?」と疑っていました。
でも実際に比較してみると、mini6やmini7は中古でもかなり高め。
mini7で6.5万か…。と店頭で30分くらい店員さんと話しながら悩んでました笑
一方で、今回手に入れたmini5はセルラーモデルで24,000円。
この価格差を見たときに、ふとこう思ったんです。
「もしかして、これで十分なんじゃないか?」
もちろん性能差はあるけど、自分がやりたいのは
- 動画視聴
- 読書
- 軽い調べ物やブログ作業
といった、そこまで重い用途ではありません。
そこで、あえて古いmini5を選んで、2025年でも本当に使い物になるのか自分で確かめてみようと思ったのがきっかけでした。
あ、今回もイオシスで中古品を購入しています。イオシス最高!
(Cランクでしたが下の画像のようにかなりの備品でした。)

1週間使って分かったメリット・デメリット
メリット
値段が安いのでカバーなしでも気軽に使える
「落としたらどうしよう」とか「傷がつくのが怖い」といった心理的なハードルが少なくて済むのは普通のipadにはないメリットだと思います。
裸運用できるくらいの価格帯だから、ベッドやソファで雑に使えてストレスがない点は魅力だと感じました。
片手で持てるサイズ感・軽さももちろん魅力の一つです。
また一応自分の場合はガラスフィルムだけはつけて運用しています。
動画視聴や本を読むには十分すぎる性能
YouTube、Netflix、Kindleなどはサクサク動く。
読書や動画視聴がメインなら、2025年でも全く問題ないことは体験済みです
バッテリー状態が良好だった
自分の場合は運良くバッテリー100%という“神個体”を手に入れたこともあり、バッテリー持ちは非常に良好です。
使い方にもよるが、1日2〜3時間の利用なら2〜3日は余裕で保つ印象。
中古でも品質の良い商品が販売されているのはイオシスさんで購入したくなる理由です。

サポートに問い合わせることで確認できる。
デメリット
デザインはやはり古く感じるかも
ホームボタン付きということもあり、「古いiPad感」は否めない。
見た目を重視する人には気になるポイントかもしれないです。。
スタイラスペンが使いづらい
僕はapple pencilは使っていないのですが、サイドにマグネットで付けられないのは不便だと感じます。
動画視聴・読書・ブラウンジングができればいいやーと思っていたのですが、意外とペンを使って書きたい場面は多いです。
片手にペン・片手にiPadminiというのは想像の何倍もつかいやいですね。
(この使い方ならiPadmini6,7の方がいいのではというのは一旦なしで笑)
発熱を感じることがある
僕の使い方で多いのがSplit viewを使い、Youtube、もう片方でChatGPTを開く使い方なんですが、少し使うと「あ、発熱してるな」ってわかるくらいには熱くなります。
夏場や手持ちで使うと「ちょっと気になるな」と感じるレベルです。
ケースをつければ体感はマシになるかもしれないけど、軽いのがメリットなんであんまりminiにはカバーつけたくないんですよね…。(わかってくれる方いますよね?)
なぜiPad mini 6を選ばなかったのか
ここが実は一番伝えたいポイントかも。
値段的にはiPad mini6は4.5万円で、デザインも含めめちゃくちゃコスパがいい機種だと思ってます。ただ一点を除いて。
ゼリースクロール現象が致命的
iPad mini 6で一番気になったのが、「ゼリースクロール現象」と呼ばれる問題でした。
これは縦向きで画面をスクロールしたとき、左右のスクロール速度が微妙にズレて見える現象で、特に電子書籍やSNSなど縦スクロールを多用する使い方では違和感が強く出ます。
いくつか実際にゼリースクロール現象について感想を述べているYouTubeの動画を見たのですが、「普段使いでは気にならない」とコメントしているレビュワーが多かったんですよね。
ただ、実際のゼリースクロール現象が確認できる動画をみると確実な動作差分があったので、店頭確認をしてみたところ、
明らかに違和感がありました…。
少なくとも僕のようにPCでFPSするような方は確実にわかるディスプレイの差分を感じました。
(まあこれもどこまでいっても個人の感想でしかないんですが。。)
そのためiPad mini6は選べませんでした。かつ他の人にも僕はiPad mini6はおすすめしません。
iPad mini 5をおすすめできる人・できない人
iPad mini 5をおすすめできる人
・とにかくコスパ重視でタブレットを使いたい人
中古で2〜3万円前後と非常に安く、それでいて動画・読書・軽作業には十分な性能。
「iPadを試してみたい」「サブ機が欲しい」といったニーズにはベストな選択肢です。
・動画視聴・読書メインの使い方をする人
YouTubeやNetflix、Kindleなどのエンタメ用途が中心なら、性能的にも十分。
実際に使ってみても、もたつきやカクつきは一切感じませんでした。
・持ち運びしやすいiPadが欲しい人
miniシリーズの魅力はやっぱり軽さとコンパクトさ。
カフェやベッド、通勤バッグに入れての持ち歩きにも最適です。
iPad mini 5をおすすめできない人
iPadmini5を“初めての1台”として買おうとしている人
画面が小さく、スペックも過去のものであるため、学習・資料作成・動画編集などの用途には不向きです。(ゲームにも向いてないです。)
初めての1台なら、11インチのiPad(通常モデルやAir・Pro)をおすすめします。
ペンでのメモ・絵を描いたりをしたい人
Apple Pencil第1世代のみ対応で、充電もLightningに直接挿す形式。
マグネットでくっつけて充電できるmini6以降やAirの方が断然快適です。
お金に余裕がある人
性能・デザイン・サポート期間を重視するなら、やはり最新のmini7がベスト。
長く快適に使いたいなら、価格差を払ってもそちらを選ぶ方が満足度は高いと思います。
ちなみに僕はiPadmini5が最新OSの対象外になるのが判明次第、その時点での最新iPadminiに変えようと思っています。別の記事でも記載したのですが、リセールバリューの高さがapple製品の魅力の一つですからね。
まとめ|iPad mini 5は2025年でも十分現役だった
「今さらiPad mini 5ってどうなんだろう」と思っていたけど、実際に1週間使ってみて、その不安は完全に払拭されました。
24,000円という圧倒的な安さで手に入れたにもかかわらず、
- 動画視聴
- 読書
- ネット検索や軽いブログ作業
といった日常使いにはまったく不満なし。
むしろ、M2 iPad Airよりも「サッと手に取って使える」機会が多く、
“軽さ・気軽さ・雑に使える安心感”が揃った神コスパ端末だと感じました。
もちろん、
- デザインの古さ
- Apple Pencil周りの不便さ
- 高負荷作業の非対応
といった弱点もあるけれど、価格を考えれば納得できる範囲だと思います。
結論
iPad mini 5は、2025年の今でも「ちゃんと使える・満足できる」端末でした。
初めての1台にはおすすめしませんが、
セカンドデバイスやコスパ重視の用途には、いま選んでも後悔しない選択肢だと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
mini5を買うきっかけになった、iPad第8世代(2020年モデル)をイオシスで売ってみた記事についても時間があればご覧いただければと思います!
https://gadget-sniper.com/ipad-8th-gen-sell-iosys/
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